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オーガニック畑三大難儀

今日も猛暑が続きます。この時期は暑くて暑くて午後からの外の仕事はできません。
早朝の6時頃からお昼ぐらいで終わる日々が続きます。

「早朝から何をされているのですか?」

不思議に思われる方もいらっしゃるかもわかりませんね。

自然を相手に茶の木を育てているのですが、茶の刈り入れが終わると有機肥料を与えます。
その後は、オーガニック栽培では付きもので除草作業が待っています。

私ども京都茶園の茶畑ではオーガニック栽培をしていますので、除草作業は人力でします。
決して除草剤は使用しません。
特に注意しているのが、むかご(自然薯)のツルが勢いよく伸びてくるんです。
このむかごですが、自然薯の種になります。

むかごのつる


1本のツルに何十個とむかごがなるので厄介です。

暑くて面倒だからといって、手を抜くと来年とんでもないことになるのです。

1本1本抜き取る地道な作業で茶園の畝間を這いつくばって行う作業は腰も痛く重労働です。

これは「オーガニック畑三大難儀」の一つです。

2つめが、虫の被害
3つめが、近隣畑からの理不尽な苦情

私どもの茶園は農薬を使用しません。
虫の被害も最小限に抑えるように頻繁に虫の見回りをしています。

ところが、私どもの茶園から2メートルほど離れた隣の茶園の農家の方から
「お宅は農薬を使用しないので、虫がうちの茶園に移ってくる」と
理不尽な証拠もないのに苦情を言ってこられたりします。

オーガニック栽培をすると言うことは地道な作業が付きものです。
除草剤や農薬を何回もまけば地道な作業も必要なくなるのですが
安心で安全なお茶を消費者にお届けしたい!とオーガニック栽培の茶畑と毎日過ごしています。

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